失恋ショコラティエ

4巻が出てると知ってすぐ買いに行ったー！
ちょっと大人なようで幼くもあるような恋の駆け引き

キャラで誰が好き！とか、読んで感動した！とかは特にないんだけど、現実味とフィクションのバランスが絶妙で面白いから続きが気になる。

私が発見してちょっと興奮したのは、薫子さんが飲みに行くときと、翌日出勤するときの靴が違ったこと！

なんてことないですね！

でもさりげなく「あぁ、お泊まりはしなかったんだ」って気付かせられるというか。
絶対、作者の「気付かれなくてもいいけど誰か気付くかな」ってポイントと思うんだけどなー。笑

でもそれだけじゃなくて、あからさまじゃない人物描写に優れてる気がする。

爽太がひとりで妄想してユラユラしてるときの表情とか面白いなーって思う。
自分も妄想してるとき、周りからはああいうふうに見えるのかーとも思ったり。

登場人物とは常に一線ひかれてるというか、感情移入しすぎなくて済むというか、友だちの恋愛相談受けてるときのような気持ち。
あくまで他人事なんだけど、ときどき一緒になって胸が苦しくなっちゃうみたいな。

4巻で主人公以外の恋（未満含む）がぐいぐい動き始めて面白くなってきた！
3巻目まででもうこの恋の様子追わなくてもいいかなーとか正直思ってたので。

とりあえず、薫子さんのハッピーエンドを見るまでは読み続けたい。笑

失恋ショコラティエ 4 (フラワーコミックスアルファ)